HISTORY OF NAS
NASが創業したのは、
世の中が高度成長に沸き、活気づいていた1972年。
それから半世紀。時代の移り変わりとともに、
NASも大きく変化・成長を遂げました。
現在につながる節目のトピックをご紹介します。
1970S

日本初の冬季五輪・札幌オリンピックが開催された年の9月1日に、NASは誕生しました。当時の社名は「日本体育施設運営株式会社」。英語名は「Nippon Athletic Service」で、その頭文字をとって通称「NAS」に。今のような総合型スポーツクラブではなく、スイミングスクールの普及を目的とした会社としてスタートしました。

会社設立から10ヶ月後の1973年7月、記念すべき1号店「スイムスクールNAS花畑」がオープンしました。翌年にはNAS足利、NAS三ノ輪、NAS国立、NAS富士、NAS習志野、 NAS浦和と立て続けにオープン。そう、創業当初は栃木や静岡にもNASがあったのです。
吉祥寺に誕生

総合型スポーツクラブとしての1号店は、1975年オープンの「パインクレストアスレティッククラブ(現在のNAS吉祥寺)」でした。3年後の1978年には新宿西口に「セブンシティアスレティッククラブ」がオープン。このふたつの店舗から現在のNASが始まりました。

1979年10月、東京都国分寺にNAS初となるテニスクラブ「NASテニスクラブこくぶんじ」が誕生。コート7面と2階建てクラブハウスを備えた本格的なテニスクラブで、第2次テニスブームの追い風にものって、ラケットを肩にかけて通う多くの会員で賑わいました。
1980S
-
1990S

1981年にアメリカからエアロビクスが紹介されると、ダイエットにも効果的と女性を中心にブームに火が付きました。NASでもエアロビクスのレッスンは常に大盛況。多くの会員が派手なレオタードとレッグウォーマーに身を包んで参加していました。

スポーツクラブ文化が浸透し、サービスが均一化する中、幅広い世代が楽しめる「ゴルフ」に着目。インストラクションを担当するスタッフを社内公募し、2年の歳月をかけ養成する長期プロジェクトのもと、1990年にゴルフレッスンを一部店舗に導入。また一つ、スポーツクラブの可能性が広がりました。
2000S

「スポーツクラブがなぜ?」とちょっとした話題にもなった大和ハウスグループ入りは、2005年4月のこと。当時の大和ハウスはすでに住宅メーカーの枠を超え、街や暮らしに新しい価値をもたらす企業グループとして急成長しており、NASは健康余暇部門の一翼を担うことになりました。

フィットネスとエステの融合で、からだの内と外、両面から美しさを磨くNASのエステ。「健康的な美しさ」を求める女性に向けて、2010年6月に事業をスタートしました。今では全国20店舗以上のNASの中に、エステ&ボディケアサロンを展開しています。

アスロンを中心とした「NASスポーツ隊」が生まれたのは2010年4月。以来、キッズスクールのイメージキャラクターとして、NASキッズたちに親しまれてきました。最近は新キャラ「バスケン」も加入して、ますますパワーアップ!

創業時からの社名「日本体育施設運営株式会社」を、2010年10月に「スポーツクラブNAS株式会社」に変更。社名とサービス内容の間にあったギャップを無くし、企業イメージを明確にする狙いがありました。また、このタイミングでロゴも一新。NASのシンボルとして現在も使われています。

2007年の第1回東京マラソンに端を発したランニングブーム。2010年代に入ると、走るだけではものたりないとトライアスロンに挑戦する人たちが急増しました。本格的な専門スクールが少ない中、2011年10月、現役トライアスリートが教えるトライアスロンスクールを開講しました。

ハリウッド女優や海外セレブの間で人気のホットヨガが日本でもブームに。NASではホットヨガに「溶岩石」をプラスして、2012年10月に札幌に1号店をオープン。今では「美温」「PURUMO」「BODY UP」と3つのブランドを展開するまでに拡大しました。

2012年6月にNAS中山、8月にNAS西日暮里が連続してオープン。両店舗にはNAS初となるアリーナスタジオが導入され、体育館のような空間で、バスケットボールや卓球、バドミントンなどが楽しめるようになりました。カラダを鍛えるだけでなく、もっとエンジョイできるクラブへ。ここからさらにNASの進化が加速します。

幼児~小学生対象の保育・学童施設「NAS KIDS UNIVERSITY」1号店を2013年4月、文京区千駄木に開校。運動カリキュラムも取り入れ、英語力と同時に運動能力も伸ばせる“文武両道”が特長。日本・世界で生き生きと活躍する未来に向かって、お子さまの成長をお手伝いしています。

2020年は、新型コロナウイルス対応に明け暮れた一年に。休業と営業再開、短縮営業を繰り返し、店舗では感染防止対策の徹底を図りました。夏には終息するという目論見は外れ、長期戦を視野に。「with コロナ」時代のスポーツクラブのありかたを模索し始めました。

新型コロナウイルスの勢いは止まらず、来店を控える会員も依然多いまま。NASに来られなくても自宅で運動してほしい、という思いから、オンラインフィットネス「NAS LIVE」を2020年6月にスタートしました。今ではカルチャースクールも開講し、おうち時間の充実化に一役買っています。
2022~
次の50年も、皆さまの健康のそばに

数年前なら思ってもみなかったことが次々と起きている今、
50年後(2072年)のことなんて誰にもわかりません。
でもきっと「健康の大切さ」はこの先も変わることはないはず。
お一人おひとりの健康への願いに、
いちばん近くで寄り添える存在になれるように。
NASはこれからも、皆さまとともに歩いていきたいと思います。