【初心者向け】失敗しないスポーツジムの選び方を徹底解説
スポーツジムを選ぶ際には、どのようなジムが自分に合っているのかを見極めることが大切です。ジム選びを間違えると通いづらくなり、トレーニングを始めたいという意欲が薄れてしまう恐れがあります。しかし、スポーツジムの種類は豊富なため、初心者はどのジムを選べばよいか迷ってしまうときがあるでしょう。
この記事では、初心者が失敗しないスポーツジムの選び方について、料金、立地、営業時間、サービスの充実度、見学や体験の有無といったポイントを詳しく解説します。また、ジムに通う前に知っておきたいマナーについても紹介しますので、これからジムに通い始める方はぜひ参考にしてください。
目次
Toggle主なスポーツジムの種類は4つ
スポーツジムには、主に総合フィットネスジム・24時間トレーニングジム・パーソナルジム・公営ジムの4つの種類があります。
総合フィットネスジム | さまざまな種類のトレーニングができるジムです。マシンによるトレーニングからヨガ、ピラティス、ダンス、プールまで、利用者の幅広いニーズに応えることを目的としています。 |
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24時間トレーニングジム | 24時間いつでも利用できるトレーニングジムです。近年では気が向いた時にいつでも利用できるトレーニングジムが増えています。値段設定は手頃な価格で、思いついた時に短い時間だけ鍛えたいといった利用者に人気です。 |
パーソナルジム | 専門トレーナーによるパーソナルトレーニングを提供するジムです。利用者に合わせたプログラムを考案し、カスタマイズされたトレーニングを実施するため、個人のレベルに合わせた指導が受けられます。 |
公営ジム | 自治体あるいは学校が運営するジムです。公的機関が運用しているため、リーズナブルな価格で利用できるメリットがあります。 |
総合フィットネスジムは、さまざまなトレーニングを経験したい方向けです。24時間トレーニングジムは、時間に縛られずトレーニングしたいという方に向いています。パーソナルトレーナーによるジムはより集中的に鍛えたいと思った時に利用するのが得策です。
まずは費用をかけずにトレーニングを体験したいという場合は、公営ジムであれば低価格で気軽にトレーニングを始められます。
失敗しないスポーツジムの選び方
深く考えずにスポーツジムを選ぶと、思っていた様子と違う、生活と合わないなどの理由ですぐに通わなくなってしまうケースもあります。ジム選びで失敗しないために、スポーツジムを選ぶときは以下のポイントを押さえるのがおすすめです。
料金
ジムに通いたいと思ったら、会員になるまえに候補にしたジムの料金を必ず比較しましょう。定期的に通うためには、通いやすい料金設定であることが重要になります。設備がきれい、カリキュラムが充実しているなどの条件が揃っていても、支払える範囲を超えた料金設定のスポーツジムでは、長く通うのは困難です。
申し込み時には入会金と月会費を支払うのが一般的です。総合フィットネスジムや24時間トレーニングジムは、月額料金が1万円前後の設定が設けられています。利用者それぞれに対応するパーソナルトレーニングジムは、利用料金が比較的高額になる傾向があります。
スポーツジムの中には期間限定のキャンペーンや、紹介制度が用意されている可能性もあります。事前に公式サイトで情報をチェックし、上手に利用して入会時の割引を受けるとお得です。
立地
スポーツジム選びは、通いやすい立地にあることが決め手です。生活範囲から外れた場所にある店舗では移動に時間がかかり、通い続けられなくなる可能性があります。
まずは勤務先や学校の近くにスポーツジムがあるかどうかを探してみましょう。勤務前や勤務後、授業の後などスポーツジムに通う習慣作りがスムーズにできます。自宅や最寄駅から徒歩で行けるスポーツジムも魅力的です。休日に思い立ったら通うという気軽さが、ジム通いを続けられるポイントになります。
スポーツジムに通える時間帯を洗い出すと、立地の選択がしやすくなります。平日は仕事が忙しく、通えるのは土日のみというときは、自宅近くにあるスポーツジムを選ぶのが得策です。休日はしっかり休息を取りたいという場合は、職場や学校の近隣にあるスポーツジムに通いましょう。
営業時間
営業時間はスポーツジムを選ぶ際の大切なチェックポイントです。生活スタイルと営業時間がずれていると、通えない時間帯が増え、足が遠のく原因になるためです。
会社の勤務時間とジムの営業時間が合わない場合は、時間を調整する手間がかかります。通うたびに予定をチェックする必要がない、早朝から深夜まで営業しているスポーツジムを選ぶのがおすすめです。
勤務時間が不規則な方や、育児や介護と仕事を両立している方は、決まった時間にジムに通うのは難しくなります。隙間時間を利用したいときは、24時間営業のセルフジムが便利です。運動したいと思った時に、時間を選ばずいつでもジムを利用できます。
施設やサービスの充実度
施設に自分がやりたいプログラムやマシン設備が揃っているかは、ジム選びにあたって重要なポイントです。総合フィットネスジムにはプログラムが豊富なところが多く、トレーナーから指導も受けられる施設がほとんどです。対してより手軽に利用できる24時間トレーニングジムの場合は、トレーナーがいない施設や、プール・ヨガスタジオなどがない施設も存在します。
また、スポーツジム探しで注目したいのは、ジムエリアだけではありません。ジム内の設備やサービスの充実度もジム選びに欠かせない視点です。
例えば、運動後汗を落としてさっぱりして帰りたいと思う方にとって、シャワールームが充実しているかどうかは、スポーツジムを選ぶときの重要な条件です。運動後にただシャワーを浴びるだけでなく、サウナや大浴場までついている場所もあります。運動後に体をすっきりしたいだけでなく、リラックス効果も得たいという場合には最適です。
見落としがちなのは、駐車場や駐輪場が十分にあるかどうかという点です。収容人数に対して駐車・駐輪スペースが狭いスポーツジムの場合、ジムに来ても車や自転車が停められず、モチベーションが落ちる可能性があります。
見学や体験の有無
スポーツジムを選ぶときは、事前に見学や体験ができればベストです。入会前にジムの内容を実際に見たり、試したりできるかどうかを確認しましょう。
スポーツジムの雰囲気は、ジムごとに大きく異なります。見学は、ジムの様子を体感するための手軽な方法です。スタッフが親切、女性専用エリアがある、利用者のマナーが良いなどの条件は、実際に見学しなければ分かりません。長く通い続けるために、事前のチェックは必須です。
スポーツジムのカリキュラムを実際に体験できるサービスも利用すべきです。入会してみたら、入りたいカリキュラムがないこともあります。体験によってどのようなスポーツジムが自分に最適かが分かるのもメリットです。見学や体験は予約が必要なスポーツジムもあるため、気になるスポーツジムがあれば一度電話で確認するとよいでしょう。
初心者がジムに行く前に知っておきたいマナー
スポーツジムはさまざまな方が利用する場であるため、お互いに快適なトレーニングができるようマナーを守るのが大切です。初心者が特に知っておきたいマナーには、以下があります。
・マシンを使用後に元に戻す
ジムではトレーニングマシンを使用した人が元に戻すのが基本です。ウエイトがついているマシンは、使用後に負荷を元に戻します。シートを移動した場合も同様です。元の位置に戻すことで、使用していないという合図になります。
・マシンを占拠しない
ジムで1つのマシンを長く占拠するのはマナー違反です。多くの人が利用するジムでは、誰もが満遍なくマシンを使えるよう、気配りが大切になります。特定の鍛えたい部分がある場合も、トレーニングメニューを終えたら速やかに場所を空けましょう。また、休憩をしたりスマートフォンに触れたりする場合は、一度マシンを空けるのがマナーです。
・静かにトレーニングする
どのような時も静かにトレーニングをするのがジムでのマナーです。大きな音を立てたり、大声で話したりすると、周りの利用者が集中できません。音楽を聴きながら筋トレをしたい場合は、イヤホンを利用するなど、音が漏れないように配慮するのが基本のマナーです。
まとめ
スポーツジムを選ぶ際には、料金は無理なく続けられる範囲で設定されているか、立地は生活圏内にあるか、営業時間は自分のライフスタイルに合っているかを確認しましょう。また、施設が自分がやりたいプログラムやマシン設備を提供しているか、ジムスペース以外にも風呂や駐車スペースが充実しているかは要チェックです。
見学や体験が可能なジムなら、実際の雰囲気や設備を確認し、長く通い続けられるかを見極めやすいでしょう。
スポーツクラブNASでは、一部店舗を除いたほとんどの施設で見学や体験受講が可能です。また、はじめてご利用される方でも効果的なトレーニングができるように、ジムの使い方やトレーニングの進め方を総合的にガイドするエントリープログラムを提供しています。
まずはお近くのNAS店舗に、見学や体験受講についてお問い合わせください。
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