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ジムで着る服装の選び方のポイント!初心者の女性・男性別に紹介

ジムで着る服装の選び方のポイント!初心者の女性・男性別に紹介

これからジムに通って健康的な身体づくりを目指したいと考えている方の中には、どのような服装で通えばよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

ジムに着ていく服装にはポイントがあり、適切なものを選ぶことで快適にトレーニングに励めます。反対に控えたほうがよい格好もあるため、服装選びには注意が必要です。

当記事では、ジムに着ていく基本的な服装を男女別に紹介するとともに、選び方のポイントや控えたほうがよい格好、ジムの行き帰りで着るおすすめの服装などを解説します。

ジムで何を着ればよい?男性・女性別の服装の基本

初心者の場合、ジムに何を着ていけばよいか悩む方も多いでしょう。基本的には、ジムで着る服装についての明確なルールはありません。しかし、ジムで着るのにふさわしい服装のポイントはいくつかあります。

今回は、男女別にジムの服装の基本を紹介するので、参考にしてください。

トップス

トップスは、ジムにおけるコーディネートの中心と言えます。ジムの中は季節を問わず暖かいため、トップスは半袖Tシャツやノースリーブのものを着用するのが基本です。汗をかくことを前提に、吸汗速乾機能に優れた生地のトップスを選ぶとよいでしょう。

冬の場合、運動前にはパーカーなどを羽織るケースもありますが、運動を始めれば多くの人が脱ぐことになります。そのため、冬でもトップスは薄手の半袖もしくはノースリーブを着用するのがおすすめです。

【女性】トップスの選び方
ジムで着るトップスは半袖やノースリーブが基本ですが、冷えに弱い女性は、七分袖や長袖のトップスを選んでも問題ありません。運動中に下着などが見えないように、露出度が低いトップスを選んでください。
【男性】トップスの選び方
男性の場合、体の動かしやすさを1番に考え、タンクトップを着る方が多い傾向です。タンクトップを選ぶと、上半身のトレーニングの際に腕の筋肉を確認しやすいというメリットもあります。

ボトムス

ジムで着るボトムス選びで最も重要なのは、動きやすさです。伸縮性があって足の動きを妨げないものを選びましょう。ただし、ゆったりしたデザインのボトムスは、裾がマシンに引っかかって事故や怪我につながる恐れがあります。そのため、ボトムスは体にフィットした動きやすいタイプのものを選ぶのがおすすめです。

【女性】ボトムスの選び方
ぴったりしたロング丈のパンツやジャージ、ハーフパンツなど、ボトムスの選択肢は豊富にあります。最近では、スポーツタイプのレギンスを選ぶ女性も少なくありません。
【男性】ボトムスの選び方
男性の場合、基本的にはショートパンツ・ハーフパンツ・ロングパンツの3つのタイプから選ぶことになります。中でも、動きやすさや汗への対策を兼ねて、ハーフパンツを選ぶ方が多いようです。

アンダーウェア

ジムで着るアンダーウェア(インナー)を選ぶ際には、機能性に注目しましょう。アンダーウェアは肌に直接触れるため、汗でべたつきにくい商品を選ぶのがベストです。また、体の動きを妨げないかどうかも大切なポイントとなります。商品の伸縮性をチェックすることに加えて、自分の体に合ったサイズのアンダーウェアを選ぶことが重要です。

【女性】アンダーウェアの選び方
女性の場合、運動して汗をかくと、着用しているトップスが透けて下着が見えてしまう可能性があります。そのため、アンダーウェアを適切に選ぶことが重要です。アンダーウェアが透けにくい素材やデザインを選ぶとよいでしょう。
【男性】アンダーウェアの選び方
有酸素運動を行う方は、走ったときに体の肉が揺れるとエネルギー効率が下がる可能性があるため、体を軽く締め付けるようなアンダーウェアを選ぶとよいでしょう。

ソックス

裸足で行うメニュー以外では、ソックスを着用するのが基本です。日常的に着用しているものでも問題ありませんが、スポーツ用のソックスの中から選ぶとより快適に運動しやすくなるでしょう。

スポーツ用のソックスの中には、靴の中でずれにくいものや疲労感を軽減してくれるものなどもあります。自分自身や取り組むメニューに合った商品を選んでください。

【女性】ソックスの選び方
ファッション性よりも、耐久性や機能性を重視して選ぶのがコツです。足腰に自信がない方や疲れやすい方は、土踏まずをサポートしてくれるものやクッション性があるソックスを選択肢に入れることをおすすめします。
【男性】ソックスの選び方
ウエイトトレーニングをする方は、5本指ソックスを選ぶと足の裏全体に効率よく力を加えやすくなります。特に外反母趾や偏平足の方には5本指ソックスがおすすめです。

シューズ

普段使いのスニーカーは、クッションが弱く運動しにくいケースが多いため、スポーツ用のシューズを選ぶとよいでしょう。ランニング用のシューズを着用すれば、多くの運動プログラムに対応できます。ソールが柔らかすぎると踏ん張りがきかず、運動効果が下がる可能性があるので、硬めかつクッション性に富んだソールのものを選ぶのがベターです。

【女性】シューズの選び方
ランニングシューズやフィットネスシューズの中から、軽量性やクッション性、グリップ性に優れた商品を選ぶとよいでしょう。今後もトレーニングを継続するか分からない場合、最初は無理に高価なシューズを選ぶ必要はありません。
【男性】シューズの選び方
男性のシューズの選び方は、女性の場合とほぼ同じです。トレーニングに合わせてシューズを履き替えたい方は、筋トレ用にトレーニングシューズを、有酸素運動用にランニングシューズを用意するとよいでしょう。

スパッツ・レギンス

ジムでの運動において、スパッツやレギンスは必須ではありませんが、着用することで肉離れを予防できるといったメリットがあります。スポーツ用のスパッツ・レギンスは着圧が少なく、関節の動きを邪魔しないので動きやすいのも強みです。

【女性】スパッツ・レギンスの選び方
最近では、ジムでのボトムスとしてショートパンツとレギンスの組み合わせを選ぶ女性が増えています。レギンスのみだとボディラインが目立つ上、下着のラインが浮き出る可能性がありますが、上からショートパンツを着用すれば自然にカバーすることが可能です。
【男性】スパッツ・レギンスの選び方
男性はスパッツ・レギンスをアンダーウェアとして着用する方が多い傾向にあります。スパッツ・レギンスは下半身の露出度を抑え、冷えの予防にも効果的です。速乾性や通気性、季節によっては保温性にも注目しながら選ぶとよいでしょう。

スポーツブラ

女性がジムを利用するにあたって、スポーツブラは必需品とも言っても過言ではありません。通常のブラで運動すると、摩擦で肌が黒ずむ可能性や、胸の揺れ・肩ひものズレなどが気になってトレーニングに集中できないケースもあります。また、激しい運動によって胸のクーパー靭帯という組織が切れると、胸が垂れたり形が崩れたりする原因にもなるため注意が必要です。

スポーツブラ選びにおいては、サポート力が特に重要となります。胸全体を包み込み、しっかり支えてくれるものを選びましょう。サポート力があるスポーツブラを着用すれば、肩甲骨を動かしやすくなって運動効果アップが期待できるメリットもあります。肩ひもが細すぎるものは肩甲骨の動きを妨げ、運動パフォーマンスを低下させる可能性があるため避けるのがベターです。

メーカーによっては運動の種類別に適したスポーツブラを販売しているため、自分の体と目的に合った商品を選んでください。

ジムに着ていく服装の選び方のポイント

ジムに来ていく服装を選ぶ際には、以下の4つのポイントを押さえるのがコツです。

  • 吸汗速乾性の高い素材を選ぶ
  • 動きやすいものを選ぶ
  • サイズ感の合ったものを選ぶ
  • デザイン性にも着目して選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

吸汗速乾性の高い素材を選ぶ

ジムでは運動して汗をかくことが前提となるため、吸汗速乾性の高い素材の服を選ぶことは特に重要です。汗が肌に残ってべたつくと、トレーニング中の不快感につながることにくわえ、冷えの原因になって風邪をひきやすくなります。また、湿気を放出できなければ、肌トラブルの元になる菌の増殖にもつながるため注意が必要です。

吸汗速乾性が高い素材としては、ポリエステルやナイロン、合成繊維などが挙げられます。これらの素材は軽量で耐久性に優れており、洗濯しても傷みにくいため、ジムで着る服の素材として最適です。

吸汗性に優れた素材として、綿をイメージする方もいることでしょう。しかし、綿は乾きが遅い素材のためジムの服装には不向きと言えます。

動きやすいものを選ぶ

ジムで効果的なトレーニングを行うためには、動きやすい服装を選ぶことも重要なポイントです。ストレッチ性が高い素材の服であれば、フィット感があるデザインでも動きの妨げになりません。反対に、ジーンズなどの伸縮性が少ない服でトレーニングすると、思った動きができず、高いトレーニング効果を得られないため注意してください。

基本的には、スポーツブランドが販売している服から選べば動きやすさの面では問題ないでしょう。

サイズ感の合ったものを選ぶ

服は大きすぎても小さすぎても動きにくくなるため、アイテムそのものの機能性だけではなく、自分の体に合ったサイズを選ぶことも大切です。自分の体型を気にしている方は、ゆったりとしたシルエットのウェアを選ぶケースも少なくありません。しかし、サイズにゆとりがあるウェアはマシンに引っかかったり、体の動きを妨げたりする可能性が高く危険なため、選ぶのは避けましょう。

反対に、ウェアのサイズが小さすぎると、トレーニング中に息苦しくなる恐れがあります。理想的なのは、自分の体に適度にフィットしたサイズのウェアを選ぶことです。ウェアを購入する際には必ず試着してサイズ感を確認してください。

デザイン性にも着目して選ぶ

ジムでの服装は機能面が最も重要ですが、デザイン性も無視できません。ジムトレーニングを続けるためには高いモチベーションを維持することが重要です。お気に入りのデザインの服装を選ぶことで、「このウェアを着て動きたい」という意欲が湧き、ジム通いを継続しやすくなります。

また、ジムは自分のほかにも多くの方が利用します。人目に触れる場所でおしゃれなデザインの服を着て活動することにより、自己肯定感が高まってトレーニングにもより前向きに取り組めるようになるでしょう。また、デザインがきっかけとなり、ほかの利用者とのコミュニケーションを促進して、友人を増やすきっかけにもなります。

反対に、ジムであまり目立ちたくない場合は、あえてシンプルなデザインの服装を選ぶのがおすすめです。目立たない服装選びで迷った場合は、カラーをモノトーンで統一することで、おしゃれで落ち着いた印象を与えやすくなります。

ジムで控えたほうがよい服装は?

適切な服装を選ぶためにも、ジムで着ていくのに控えたほうがよい服装について、理由と合わせて解説します。

臭い・不潔な服装 ジムは自分以外にも多くの方が利用することを忘れてはなりません。利用者同士で距離が近くなることもあり、臭いや不潔さがある服装では周囲の迷惑になるおそれがあります。ジムに着ていく服はきちんと洗った上で、生乾きになっていないかを確認してから着用しましょう。
学生時代の学校のジャージ ジム初心者の中には、学生時代のジャージを着ようかと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、学生時代のジャージは現在の体型と合っていない可能性が高く、動きにくいおそれがあります。また、名札やロゴマークなどからほかのジム利用者に個人情報を特定される可能性があります。身の安全を守るためにも、学生時代のジャージの着用は避けましょう。
ジーンズ ジーンズは伸縮性が低く、吸水性や通気性も悪いため、ジムでのトレーニングには向きません。さらに、ジーンズはマシンに色移りしたり、金具が当たって傷がついたりする可能性があります。ジムにジーンズを着用して行くのは避けましょう。
サンダル ジムでサンダルを履いていると、トレーニング中に不意に脱げてしまう可能性があります。また、重たいトレーニング器具が足の上に落下した場合、怪我をするリスクが高くなります。自分の足を守るためにも、ジムではサンダルを履かないようにしてください。

ジムで着る服装を選ぶ際には、ほかの利用者の迷惑にならないか、またトレーニングする上で危険ではないかを考慮するとよいでしょう。ほかの利用者の迷惑になる服装だと判断された場合、入会が取り消される可能性もあるため注意してください。

ジムでの服装選びは基本的に利用者自身に委ねられますが、ジムによっては服装規定が設けられているケースもあります。ジムの会員規則やホームページなどを確認し、「服装」「ドレスコード」「アピアランス」といった文言がないかをあらかじめチェックしておくと安心です。服装規定がある場合は、ジムで控えた方がよい服装のポイントを押さえつつ、ルールに沿った服装選びを行いましょう。

ジムの行き帰りで着る服装はどのようなものがよい?

トレーニング用の服装とは異なり、ジムの行き帰りで着る服装は特に決まりがあるわけではありません。例えば、仕事終わりや出先から直接ジムに行く場合は、私服やスーツで行ってジムで着替える方もいます。

しかし、ジムに自由な服装で行ける場合、かえってどのような服を選べばいいか迷う方もいるでしょう。ジムの行き帰りに着る服装としておすすめなのは、以下の3つです。

  • スウェット
    スウェットにはスポーティーなイメージがあり、ジムの雰囲気にもマッチします。スウェットは動きやすい素材のため体がリラックスしやすく、トレーニング効果の向上が期待できる点も魅力です。
  • リカバリーウェア
    リカバリーウェアとは、特殊な素材で作られた、心身の休養をサポートする服のことを指します。アイテムによっては温熱効果やリラックス効果、血流促進効果を得られるものもあり、トレーニング前後の体を癒すのに最適です。特にトレーニング後に強い疲労を感じる方は、リカバリーウェアを着用して頑張った体を労るとよいでしょう。
  • セットアップ
    セットアップはあらかじめ上下の組み合わせが決まっているため、コーディネートが簡単な点が魅力となっています。服装選びで手間取るとジムに行くモチベーションが下がることにもつながるため、ワンセット持っておくと便利です。

また、トレーニングウェアでジムに行き、そのまま運動する方もいます。しかし、運動後もそのままの服装で帰ると周囲に汗臭さを振り撒いてしまうおそれがあるため、帰り用に着替えを持参するようにしましょう。

まとめ

ジム初心者で服装選びに迷ったときは、自分の体型に合ったサイズ感で伸縮性があり動きやすく、さらに吸汗速乾性に優れているものを選びましょう。ジム通いのモチベーションを上げたい方は、デザイン性にも着目するとよいです。

同じトップスやボトムスでも性別によって選ぶ際のポイントが異なるので、性別や目的に合わせて最適なアイテムを選ぶと快適かつ効率的にトレーニングに励めます。

また、学生時代の学校のジャージやジーンズなどは、ジムに着ていく服装として適していません。トレーニングやスポーツ専用のウェアを着用するようにしましょう。

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