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ジムでの飲み物は重要!トレーニング中・前後のおすすめ飲料を紹介

ジムでの飲み物は重要!トレーニング中・前後のおすすめ飲料を紹介

ジムで運動をする際は、運動量に応じてたくさんの汗をかくことになります。汗をかくと体内の水分が減少し、脱水症状やめまい、熱中症などを引き起こすリスクがあるため、水分補給は非常に重要です。

ただし、水分補給の際にはいくつか気をつけておきたい点があります。この記事では、ジムにおける水分補給のタイミングや、水分補給に適した飲み物について詳しく解説します。トレーニング前後におすすめの飲み物についても触れるため、ぜひお役立てください。

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ジムで運動する際の飲み物は重要

ジムで運動するときは、室内が涼しくても必ず飲み物を用意しましょう。運動中の水分補給は、安全にトレーニングを続けるためにも重要です。

運動して筋肉を動かすと、体内で熱が発生します。熱で体温が上がりすぎないように、体は汗をかいて冷やそうとします。汗のもとは、体内の塩分や水分です。汗をかけばかくほど、体内の水分は減少していきます。

人間の体を構成する成分のうち、およそ60~70%が水分です。汗などで体の水分が40~50%程度まで失われると、生命維持に支障が出ます。

脱水症状・めまい・熱中症などのリスクを軽減するためにも、こまめな水分補給で体内の水分を維持する必要があります。

飲み物を摂るタイミング

水分補給の最適な方法は、こまめに飲むことです。トレーニングの前後はもちろん、合間にも意識して水分補給の時間を取りましょう。

中には、トレーニングを中断したくないから、と喉が渇いても我慢して水分補給しない方もいるのではないでしょうか。喉が渇いたと感じるときは、すでに脱水症状が始まっています。我慢せず、早めに水分補給することが重要です。

汗を大量にかくトレーニングは、体の水分が減るスピードを早めます。脱水症状が深刻化する前に、喉が渇いたと感じるタイミングでこまめに水分補給しましょう。

ジムのトレーニング中におすすめの飲み物

水分補給は、何を飲んでもよいというわけではありません。飲み物の選び方を誤ると、かえって脱水症状の深刻化やパフォーマンスの低下につながります。

トレーニング中の飲み物で代表的な存在が、プロテイン飲料です。トレーニング時にプロテインを飲むと、水分補給しつつ筋肉の材料となるタンパク質を手軽に摂取できます。

ただし、プロテインはトレーニング前後が最適なタイミングです。トレーニングの合間に挟む水分補給の時間では、ほかの飲み物を検討しましょう。

ここでは、トレーニング時の水分補給におすすめの飲み物について解説します。

成分や味を気にせず選びたい方は、水がおすすめです。水は水分補給の基本的なアイテムであり、体への素早い吸収が期待できます。

水を飲むときは、一度に大量摂取しないように注意してください。短時間で大量の水を飲むと、体内の水分濃度のバランスを崩すおそれがあります。ほかの飲み物と同じく、こまめに少しずつ飲む方法が最適です。

スポーツドリンク

スポーツドリンクも、トレーニング時に適した飲み物です。

前述の通り、発汗時は水分のみならず塩分も失われます。スポーツドリンクにはナトリウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルに加えてクエン酸や糖分など、多くの成分が含まれています。トレーニングで失われた水分と塩分などの成分を手軽に補給できる点は、スポーツドリンクならではのメリットです。

トレーニング後は、水分に加えて失われたミネラルの補給が重要です。ただし、飲みすぎないように注意しなくてはなりません。多くの成分を一度に補給できる一方で、糖分などの過剰摂取となる可能性もあります。

麦茶

糖分を控えつつミネラルや水分は補給したい、と考える方に、麦茶がおすすめです。麦茶はノンカフェインな上、カリウムや亜鉛などのミネラルが含まれています。

また、原材料となる大麦にも、トレーニング後の体に嬉しい効果があります。大麦は体を冷やす作用があると言われており、トレーニング後の火照った体を適度に冷ます効果が期待できます。

アミノ酸(BCAA、EAA)飲料

プロテインのほかにタンパク質を摂取する方法として、アミノ酸飲料がおすすめです。アミノ酸は、タンパク質の材料となる成分のことです。アミノ酸飲料を飲むことで、筋肉のもととなるタンパク質摂取につながります。

アミノ酸飲料を選ぶとき、パッケージにBCAAやEAAと表記されている商品を目にする方もいるのではないでしょうか。EAAは、人間が体内で合成できない必須アミノ酸のことです。不足させないためには、メチオニンやリジンなど9種類を外部から摂取する必要があります。

BCAAは、必須アミノ酸のうちバリン、イソロイシン、ロイシンの3種類をさす言葉です。分岐鎖アミノ酸のことで、筋肉中にもっとも多く含まれるアミノ酸です。筋肉の材料となるほか、運動中のエネルギー源にもなります。

BCAAやEAAは、サプリメントでも摂取できます。アミノ酸飲料に含まれる糖分などほかの成分が気になる方は、サプリメントの活用も検討しましょう。

ジムのトレーニング中に適さない飲み物

トレーニングの効果を高めるために、不適切な飲み物も覚えておきましょう。トレーニング中に適さない飲み物は、下記いずれかの特徴をもっています。

  • カフェインが多く含まれる飲み物
  • 糖分が多く含まれる飲み物
  • お酒

紅茶やコーヒー、エナジードリンクなど、カフェインが多く含まれる飲み物は避けるべきです。カフェインには利尿作用があると言われており、水分補給のつもりで大量に摂取するとかえって脱水症状につながりかねません。

糖分が多く含まれるソフトドリンクも、注意が必要です。栄養豊富な商品であっても、水分補給として飲むと無意識のうちに糖分を過剰摂取して、体重増加をまねくおそれがあります。

お酒に含まれるアルコールも、脱水症状を引き起こすおそれがある成分です。エネルギーのバランスを崩して、トレーニング効果を半減させるリスクも考えられます。

ジムのトレーニング前後におすすめの飲み物

おすすめの飲み物の中には、トレーニングの前または後に摂取するほうが適しているものもあります。効率的に水分補給したい方は、飲むタイミングも意識してみてはいかがでしょうか。

ここではトレーニング前と後で、それぞれおすすめの飲み物を紹介します。

【トレーニング前】

  • 緑茶
  • コーヒー

前述の通り、カフェインを多く含む飲み物は水分補給としては適していません。ただし、トレーニング効果を上げたいときの飲み物として活用するなら、緑茶やコーヒーは嬉しい効果が期待できます。

カフェインは利尿作用のほか、血流や代謝を促すとも言われる成分です。脂肪燃焼効果のアップにつながる上、カフェインが集中力を高めてくれる効果も期待できます。

【トレーニング後】

  • プロテイン
  • 牛乳
  • 豆乳
  • 炭酸水

プロテインや牛乳、豆乳の共通点は、タンパク質を摂取できることです。中でもプロテインは吸収しやすく、トレーニング後45分以内には積極的に摂取したい飲み物です。

牛乳はビタミンDやカルシウムの摂取にも向いています。豆乳に含まれる大豆ペプチドは筋肉の疲労回復効果も期待できます。

豆乳が飲めない方が疲労回復効果を求める場合は、炭酸水もおすすめです。筋肉に溜まった乳酸の排出を促す効果が期待できるほか、刺激が気持ちのリフレッシュにも役立ちます。

ジムで飲み物を飲む際の注意点

ジムで水分補給するときは、ほかの利用者とのトラブルに注意しましょう。たとえば、下記の失敗に注意する必要があります。

  • トレーニングマシンの上では飲まない
  • ボトルを取り違えないようにする
  • 体調や目的に合わせて飲み物を選ぶ

トレーニングマシンは、施設の所有物です。飲み物をこぼして汚したり、故障させたりしないように、トレーニングマシンから離れることが水分補給時のマナーです。

運動中は、トレーニングエリア外のオープンロッカーなど、ほかの利用者の邪魔にならない場所でボトルを保管します。ほかの利用者が似たようなデザインの商品を持参している場合もあるため、取り違えないように注意しましょう。

お茶やコーヒーのように、飲むタイミングや量を工夫すればトレーニングに役立つ飲み物もあります。自分の体調や目的に合わせて使い分けると、飲み物の成分がトレーニング効果を引き出しやすくなります。

まとめ

ジムでトレーニングをする際は、前後にまとめてではなく、こまめに水分補給をすることが大切です。トレーニング中に適した飲み物としては、水・スポーツドリンク・麦茶・アミノ酸飲料などが挙げられます。一方で、カフェインや糖分が多く含まれる飲み物や、アルコール類は避けましょう。

カフェインが入った飲み物は運動中は適さないものの、運動前にはおすすめです。また、運動後にはたんぱく質を摂取できるプロテインや牛乳、豆乳などを飲むことがおすすめです。

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